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“危機管理優等生”イスラエルでコロナ第2波 市民、首相退陣求めデモ

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イスラエルの首相公邸前でネタニヤフ首相の退陣を求めるデモ隊を押し返す警官隊(右)=エルサレムで2020年7月14日、AP
イスラエルの首相公邸前でネタニヤフ首相の退陣を求めるデモ隊を押し返す警官隊(右)=エルサレムで2020年7月14日、AP

 新型コロナウイルスによる国内の死者がゼロだった3月9日の時点で早々に外国人の入国を事実上拒否するなど迅速な対応をしてきたイスラエルで、規制緩和後に感染者が再び急増し、「第2波」が始まっている。ネタニヤフ首相の危機対応に不満を持つ市民が退陣を求めてデモを展開する事態にもなっており、危機管理能力が高いとされてきたイスラエル政府は対応に苦慮している。

 政府は7月17日、感染拡大防止のため再びレストランやカフェの店内営業を近く禁止する方針を明らかにした。1日あたりの新規感染者が6月下旬から急増し、3~4月の「第1波」当時の2倍以上にあたる2000人近くに達していることを受けた措置。8月末までに400人以下に減少させる狙いもあり、今後さらに厳しい規制を敷く可能性もある。

 ネタニヤフ首相は7月16日、「我々は全面的な都市封鎖を回避するためあらゆる努力をしている」と強調した。新たな規制では、金曜夕から日曜朝までの週末は、食料品店や薬局など生活必需品を扱う店を除き、商業店舗の営業を停止する。集会は屋内が10人、屋外は20人までに制限される。規制の期間は定めていない。

 イスラエルは3月中旬以降、PCR検査も積極的に実施。検査キットの輸入には対外諜報(ちょうほう)機関モサドも動員したとされ、…

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