自衛隊初の宇宙専門部隊となる「宇宙作戦隊」が5月18日、航空自衛隊に新設された。宇宙ごみや他国の人工衛星が日本の人工衛星に衝突しないように監視するのが主任務だ。初代隊長は、幼い頃には「ガンダム」にも憧れたという阿式(あじき)俊英2等空佐(41)。電話と文書による就任後初のインタビュー取材に応じた。
――発足から2カ月。空自府中基地(東京都府中市)内で、約20人の隊員の方々はどんな仕事をしているのでしょうか。
宇宙状況監視に向けた訓練では、宇宙監視の状況を再現したシミュレーターを使ったり、米軍が主催する多国間の机上演習に参加したりして、実力を蓄えていきます。連携相手の米国や宇宙航空研究開発機構(JAXA)との調整もしています。
――隊長ご自身は、今までどんな仕事をされてきたのでしょうか。
…
この記事は有料記事です。
残り1256文字(全文1604文字)
毎時01分更新
日本と韓国は、葛藤を乗り越えられないまま、2021年の歩み…
新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の再発令を受け、…
終息が見えない新型コロナウイルスについて、菅義偉首相ら政府…