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臨床道化師、また病院へ 背中を押した女児のメッセージとは

山本芽依ちゃん(右下)の病室を訪れたクリニクラウン=日本クリニクラウン協会提供

 難病の5歳女児の言葉に背中を押され、再び道化師たちが動き出した――。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、さまざまな活動が自粛に追い込まれた。最も影響が大きい分野の一つが、病院での医療外サポート活動だ。動き出した道化師とは、歌や遊び、芸を通して小児病棟などの子どもの患者を慰問するクリニクラウン(臨床道化師)。保護者でも面会を制限されることもある厳しい環境の中で、活動再開を決意させた女児のメッセージとは何だったのか。

 クリニクラウンは欧米では専門職として広く普及しているが、国内では2005年にクリニクラウンの育成を目指す国内初の団体としてNPO法人「日本クリニクラウン協会」(大阪市北区)が発足した。同様の活動は他に個人や病院内部でも行われており、国内でも徐々に認知度が上がってきている。

 約30人が在籍する同協会。19年度には全国48病院を延べ288回訪問した。しかし、新型コロナの感染拡大の懸念が強まり、受け入れ先の病院とも相談して2月からは訪問を中止。対面したコミュニケーションが核となる活動だけに、病院の中に入れず、子どもたちに会えない焦りは募った。

 そんな中、4月中旬に1通の封書が届いた。「大好きなクリニクラウンさん達へ」。…

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