「まぶたの裏に孫の姿。眠れなんかしない」 被害女性の祖父 京アニ放火1年

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
大野萌さんが小学校高学年の時に祖父母にプレゼントしたイラスト。祖父の岡田和夫さんは「宝物のひとつ」と言う=京都府木津川市で2019年7月22日、鈴木健太郎撮影
大野萌さんが小学校高学年の時に祖父母にプレゼントしたイラスト。祖父の岡田和夫さんは「宝物のひとつ」と言う=京都府木津川市で2019年7月22日、鈴木健太郎撮影

 京都アニメーション第1スタジオ(京都市伏見区)で36人が死亡、33人が重軽傷を負った放火殺人事件は18日、発生から1年を迎えた。亡くなった社員の一人、大野萌(めぐむ)さん(当時21歳)はアニメーターの道を歩み始めたばかりだった。祖父の岡田和夫さん(70)=京都府木津川市=は「まぶたの裏に、孫の姿が浮かばない日は無い」と、いまだ消えない悲しみに沈んでいる。

 大野さんは岡田さん宅の近くに両親と姉と4人で暮らしていた。小さな頃から雑誌の余白や裏紙にも描いていたというアニメ好き。高校時代にスーパーのアルバイトを掛け持ちして費用をため、京アニの養成塾に通って入社。動画担当として働いていた。

この記事は有料記事です。

残り596文字(全文890文字)

あわせて読みたい

注目の特集