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コロナ禍で3月10日以降の全公演を休演していた宝塚大劇場が17日から花組公演、ミュージカル浪漫「はいからさんが通る」(小柳奈穂子脚本、演出)で約4カ月ぶりに再開し、マスク姿のファンが久々の生の舞台の魅力に酔いしれています。
感染拡大を予防するため、座席は1席ずつ空けての販売、舞台と客席の距離を保つために最前列も空席にし、定員2550人の半分の収容とあって再開を待ちわびたファンで初日のチケットは早々に完売。劇団は再開当日のフィナーレをCSの専門チャンネルで生中継し、翌日の公演をネットで有料配信するなど劇場に足を運べない人のための新たな取り組みも行いました。
「はいからさん―」は、大和和紀原作による人気コミックの舞台化。大正期の東京を背景に、はいからさんと呼ばれる快活な女学生と美貌の陸軍少尉が繰り広げる波瀾(はらん)万丈の恋物語です。宝塚でも1979年に平(たいら)みち、剣幸(つるぎみゆき)、日向薫(ひゅうがかおる)といったメンバーでテレビドラマ化されたことがありますが、2017年に柚香光(ゆずかれい)主演で初めて舞台化され、大好評だったことから今回…
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