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体操ニッポン大丈夫? 内村、鉄棒専念

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2016年リオ五輪の体操団体総合でメダルが確定し、ガッツポーズで喜ぶ内村航平(中央)、田中佑典(左)ら=三浦博之撮影
2016年リオ五輪の体操団体総合でメダルが確定し、ガッツポーズで喜ぶ内村航平(中央)、田中佑典(左)ら=三浦博之撮影

 来夏の東京オリンピックを前に、「体操ニッポン」が危機に直面している。絶対的なエースとして長年、日本を支えてきた内村航平(リンガーハット)が種目別の鉄棒に専念して東京五輪出場を目指すことを決めた。日本が最も重視する団体総合は精神的な柱を失うことになるが、「栄光の懸け橋」を描くことができるのだろうか。

 31歳の内村は6種目の総合力が問われる個人総合で五輪2連覇、世界選手権6連覇の実績から「キング」の異名を持つ。しかし、昨年の全日本選手権では両肩を痛めた影響で予選落ち。世界選手権の代表入りも逃した。その後も万全な状態には戻らず、五輪出場の可能性が最も高い得意の鉄棒に絞り、個人枠での出場を目指すことにした。ただ、その代償として団体メンバー入りも断念することとなった。

 日本にとって五輪の団体総合は特別だ。1960年ローマ五輪から東京、メキシコ、ミュンヘン、モントリオールと5連覇を達成。その後、2004年アテネ五輪で28年ぶりに王座を奪還した。その光景はNHKの中継アナウンサーの発言もあって「栄光の懸け橋」と形容され、団体金メダルの代名詞となった。16年リオデジャネイロ五輪では主将を務める内村の奮闘で、再び団体で優勝。東京五輪でも連覇が期待されていた。

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