EU首脳会議が会期延長 新型コロナ対策、92兆円規模の復興基金で交渉難航

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
肘を突き出し、あいさつするミシェル欧州理事会常任議長(右)とドイツのメルケル首相=ブリュッセルで2020年7月17日、AP
肘を突き出し、あいさつするミシェル欧州理事会常任議長(右)とドイツのメルケル首相=ブリュッセルで2020年7月17日、AP

 欧州連合(EU)は17~18日、ブリュッセルで首脳会議を開き、新型コロナウイルスで打撃を受けた域内経済の再建に向けた復興基金や次期中期予算について協議した。新型ウイルスの沈静化を受け、5カ月ぶりに対面式の会議開催にこぎ着けたが、基金の配分などで交渉は行き詰まり、会期の延長を決定。19日午後に再開して合意を目指す。

 コロナ危機は欧州の結束を揺さぶった。流行が先行したイタリアが支援を求めたが、他の加盟国は自国の対応を優先して要請に十分応じられず、禍根を残した。そのため復興基金はEUの「連帯の精神」を示す試金石と位置づけられており、ミシェル欧州理事会常任議長(EU大統領)は「(今回の会議での)合意は不可欠だ」と呼びかけている。

この記事は有料記事です。

残り594文字(全文909文字)

あわせて読みたい

注目の特集