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旧海軍練習機「赤とんぼ」復元へ 木と布の機体で高い飛行性能 「当時の技術知ってほしい」

10分の1スケールで製作中の旧海軍練習機「赤とんぼ」を前に「当時の技術を伝承できれば」と語る中里会長(左から3人目)らメンバー

 太平洋戦争中、当時の日本海軍航空隊が使用した「赤とんぼ」と呼ばれる練習機(九三式中間練習機)を復元させようと、飛行機の専門家やファンらでつくる「九州航空宇宙協会」(福岡市西区)が活動を始めた。2024年にも実物大で完成させ、地上滑走までこぎ着けたいとしている。

 同協会の前田建副会長(79)らによると、赤とんぼは1934年に海軍練習機として正式採用され、陸軍の練習機も含め終戦までに約8000機が生産された。初級練習機から実用機の操縦に移る前の中間的な練習機で、万が一墜落しても発見しやすいように機体がオレンジ色に塗られ、形も昆虫のトンボに似ていたことから「赤とんぼ」と呼ばれた。

 幅約11メートル、長さ約8メートル、重さ約1トンの複葉機で、木枠に布を張って作った飛行機だが、終戦間際には特攻機として迷彩色に塗り替え米駆逐艦などの攻撃にも使われ、日米双方で多くの命が失われた。現在の福岡市西区田尻周辺にあった福岡海軍航空隊の元岡飛行場などで、赤とんぼが飛行していたという。

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