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子ども用日傘、昨夏の20倍の売れ行き 「売れないと言われたが…」開発メーカーの思い

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全国から注文が相次いでいる子ども用日傘=名古屋市中区の傘メーカー「小川」で2020年7月6日午前11時半、兵藤公治撮影
全国から注文が相次いでいる子ども用日傘=名古屋市中区の傘メーカー「小川」で2020年7月6日午前11時半、兵藤公治撮影

 ソーシャルディスタンス(社会的距離)確保による新型コロナウイルス感染防止と熱中症予防を兼ねた傘差し登下校が広がっている。「子どもにこそ日傘が必要」として、2018年から開発を進めてきた名古屋市の傘メーカーには今、全国からの注文が相次いでいる。

 「子どもが暑さで真っ赤な顔をして帰ってくる」。子ども用日傘を販売する名古屋市中区の傘メーカー「小川」には、マスク着用での登下校により、子どもの熱中症を心配する保護者から問い合わせが続いている。4~7月の子ども用日傘の販売は約4000本で昨年夏の約40倍。市内の百貨店からの納品依頼や小学校からの問い合わせ、埼玉、東京、大阪など各地からのオンライン注文が殺到。6月中旬には在庫が底をつき、中国の現地工場をフル稼働して対応に追われている状態という。小川恭令(やすのり)社長は「熱中症を心配する保護者がこれほど多いとは」と驚いた様子で話した。

 子ども用日傘の開発が始まったのは記録的猛暑が続いた18年夏。一般的に日傘は女性が日焼けを防ぐためなどに利用され、子ども向けには製造していなかった。ただ、異常気象の中「小さな子どもほど地表からの熱を顔に受けやすいのに、なぜ子ども用日傘がないのか」との声が育児中の社員の間で上がった。また、…

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