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オリンピック開催できても「金メダルの輝き」保てるか? 追い込まれる競技現場

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新型コロナウイルスの感染が広がった3月下旬、タオル1枚で自宅内でできるトレーニングを紹介したカヌーの羽根田卓也選手=ツイッターから
新型コロナウイルスの感染が広がった3月下旬、タオル1枚で自宅内でできるトレーニングを紹介したカヌーの羽根田卓也選手=ツイッターから

 来夏に延期された東京オリンピック出場を目指す選手たちはいまだ新型コロナウイルスの感染拡大に翻弄(ほんろう)されている。開催にこぎ着けても世界中から選手が集まり、最高水準の大会を実現できるか、疑問符はつきまとう。

 「五輪が中止になるかもしれないと思いながら練習するのは精神的に厳しい。国際オリンピック委員会(IOC)は開催可否の最終判断の時期と基準をはっきりと示すべきだ」。日本オリンピック委員会(JOC)の強化関係者は、IOCを表立って批判できない選手の思いを代弁する。世界中の選手や競技団体の日常は戻っておらず、来夏に五輪を開催しても公平で最高の競技水準を保てないと危惧する声は日増しに高まる。

 各国は春先に封鎖した練習拠点を徐々に稼働させ、日本は5月末、米国も6月下旬に各競技のトップ選手が集まるトレーニングセンターを再開した。しかし、今も施設の利用人数や時間の制限がある。強化拠点が使えないままの国もあり、感染者数が米国に次いで多いブラジルは練習場所を求めて代表選手を欧州に派遣する事業を行う。

 強豪国との対戦経験を積める海外遠征も感染リスクから実施できず、強化プランに狂いが生じている。毎春、イタリアやフランスなどで練習試合を重ねてきたバレーボール男子日本代表も今年は3月に予定した2週間の欧州遠征が中止となり、今後の予定も立てられないでいる。中垣内祐一監督(5…

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