「考えれば考えるほど問題が…」 相反する「暑さ」と「コロナ」対策に組織委ため息
毎日新聞
2020/7/19 18:00(最終更新 7/19 18:00)
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新型コロナウイルスの感染拡大で、来夏に延期された東京オリンピックは、あらゆる面で運営の見直しが始まっている。大会組織委員会からは「考えれば考えるほど問題が出てくる」と困惑の声が上がる。
新型コロナと共存する「新しい日常」で着用が推奨されるマスクは、大会関係者にとっては悩みの種だ。連日の猛暑が予想される大会中、これまで暑さ対策が最大の課題だったが、そこに感染症対策が加わった。マスクは欠かせないが、熱中症も懸念される。環境省などは熱中症の予防行動として「屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合はマスクを外す」ことを推奨するが、満席の会場ではそうもいかない。
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