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今どきの歴史

戦後75年に学ぶ戦訓 自己革新できているか

ノモンハン事件で、大草原を進撃する日本軍戦車隊。しかし火力、機動力ともソ連軍が上だった=1939年7月1日撮影

 まもなく戦後75年。膨大な犠牲者を生んだアジア太平洋戦争から教訓を得る作業は今も古びていない。ことに第2次安倍政権の成立以降、戦前との類似を危惧する議論が増えた。そこに新型コロナウイルス問題が重なり、いよいよこの課題が切実になってきた。

 政府の新型コロナ対策を巡り、『失敗の本質』(1984年、戸部良一ら著、ダイヤモンド社・中公文庫)に言及する論考をいくつか見た。旧日本軍の敗北した作戦を分析して軍の組織的特性や欠陥を指摘し、戦後的意味を考えた名著である。

 その要旨は「日本軍の失敗の本質とは、組織としての日本軍が、環境の変化に合わせて自らの戦略や組織を主体的に変革することができなかった」。旧軍は「自己革新能力」を欠いた組織、要は「学ばない組織」だったということだ。

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