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映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」 一政治家通じ、今の政治を問う 24日公開

ドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」について語る大島新監督=大阪市中央区で2020年7月6日、清水有香撮影

 小川淳也衆院議員(49)を17年追ったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が、24日から大阪市中央区のシネマート心斎橋で公開される。大島新監督は「一人の野党政治家というミクロな視点から日本の政治を記録したいと思った」と語る。

 大島監督は2003年、香川1区から民主党(当時)公認で初出馬する32歳の小川氏と出会った。「政治家を笑っているうちはこの国は絶対に変わらない」「国のかじ取りをしたい」と熱弁する姿に、「理想論を青臭く語っているがどうも本気らしい。こんな政治家がいるんだと魅力を感じた」。05年に初当選した小川氏を断続的に追った。

 民主党は09年の大勝から一転、東日本大震災後の12年に大敗し、安倍政権が誕生。野党の長期低迷が続く中、政局に翻弄(ほんろう)される小川氏の表情は悲哀に満ちている。民進党(当時)が分裂状態になり、17年の衆院選では小池百合子氏率いる新党・希望の党からの出馬を迫られ、選挙カーの中でたまらず「打倒小池ですよ」とこぼす。「選挙の苦悩が一番出ていた場面。ドキュメンタリーの神が降りた」

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