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長野市で就学前児童を対象に、子どもの自主性を重んじる「モンテッソーリ教育」を施す子どもの家「ぷりもまあの」(同市妻科)を約20年運営する。「小さな学び舎(や)ですが、子どもたちは大きな学びをしています」と目を細める。
長崎・五島列島出身。社会福祉関係の仕事をしていた父の影響で、気付けば福祉の道を志した。生まれつき体が弱く、心配した父の希望で聖和女子学院高(佐世保市)に進学。そこで知り合ったシスターの勧めで進んだ上智大社会福祉専修学校(現上智社会福祉専門学校)で、モンテッソーリ教育と出合った。
イタリアの医師で教育家、マリア・モンテッソーリ(1870~1952年)が「子どもには生まれつき自分を成長させる力が備わっている」という信条から考案した教育法。子どもの行動に干渉し過ぎず、特定の事柄に対して強い感受性が表れる「敏感期」に応じた教育環境を整備することで潜在能力を引き出す。日本では将棋の藤井聡太棋聖(18)が実践したことでも知られる。
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