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小売り・外食で赤字相次ぐ 「巣ごもり消費」で売り上げ増も 九州・山口

約1カ月ぶりに営業を再開した井筒屋小倉本店の入り口には、マスク着用を呼びかける看板とアルコール消毒液が設置された=北九州市小倉北区で2020年5月16日午前10時23分、徳野仁子撮影

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、九州・山口に拠点がある小売り・外食各社も2020年3~5月期決算で最終(当期)赤字が相次いだ。一方で食品スーパーなど「巣ごもり消費」の恩恵を受けた業種もあり、明暗が分かれた。

 リンガーハットは客の外出自粛に加えて店舗が入る大型商業施設の臨時休館もあり、長崎ちゃんぽん、とんかつ事業ともに苦戦。17億円の最終赤字となった。プレナスは、持ち帰り弁当「ほっともっと」の既存店売上高は前年同期比2・4%増だったが、外出自粛で定食店「やよい軒」は35・8%減少。最終損益は9億円の赤字だった。

 百貨店では、緊急事態宣言に伴う臨時休業で井筒屋が8億円の最終赤字となり、3~5月期としては6年ぶりの赤字転落。総合スーパーを展開するイオン九州(福岡市)も、館内の専門店街の臨時休業に加え、衣料品の販売も苦戦し、13億円の最終赤字だった。

 一方で食品スーパーやディスカウントストアは業績を伸ばした。イオングループの食品スーパー、マックスバリュ九州(福岡市)は、食品のまとめ買いで客単価が伸び、最終利益は4億円の黒字に転換(前年同期は4700万円の赤字)。食品スーパーのマルキョウやマルミヤストアを展開するリテールパートナーズも最終利益が前年同期の約3倍にあたる23億円となった。ミスターマックス・ホールディングスも最終利益は前年同期比約2倍の8億円。食品に加えて日用品やマスク、ハンドソープなどの販売が好調だった。【久野洋】

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