祇園祭 コロナ禍の今こそ本来の意義に注目 厳粛な神事で「疫病退散」

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矛や盾などのご神宝をささげ持った宮本組が先導して、白馬に乗った神様が御旅所へと出発した=京都市東山区の八坂神社で2020年7月17日午後6時3分、澤木政輝撮影
矛や盾などのご神宝をささげ持った宮本組が先導して、白馬に乗った神様が御旅所へと出発した=京都市東山区の八坂神社で2020年7月17日午後6時3分、澤木政輝撮影

 コロナ禍の中、八坂神社(京都市東山区)の祇園祭が行われている。祇園祭は平安時代の貞観11(869)年から続く疫病退散の祭礼であり、新型コロナウイルスが猛威を振るう今こそ、本来の意義が注目されている。2020年は担い手や見物客の密集を避けるために神輿(みこし)の渡御と山鉾(やまほこ)巡行が見送られたが、前例のない形を模索しながら、神社と氏子の手で、例年にも増して厳粛な神事が勤められている。

 祇園に生まれ育った私は、10代から30年以上にわたり「お宮の本」の氏子組織「宮本組(みやもとぐみ)」で祇園祭にご奉仕してきた。

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