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五輪とコロナ 触れ合いと「密」のはざまで悩めるホストタウン

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水球のカナダ代表合宿を受け入れ、交流する盛岡市。現在はビデオレターで交流を続ける=盛岡市内で2018年8月、市提供
水球のカナダ代表合宿を受け入れ、交流する盛岡市。現在はビデオレターで交流を続ける=盛岡市内で2018年8月、市提供

 新型コロナウイルスの感染拡大は、東京オリンピック・パラリンピックの出場国・地域の選手らと交流するホストタウンの活動にも影を落とす。感染リスクを避けるため、招致段階から打ち出してきた「おもてなし」が難しくなるからだ。交流と感染症対策のはざまで悩みを深めている。

 「ハーイ、モリオカ。安全に過ごされていることを願っています。早く会いたい」。水球のカナダ代表7人のメッセージが録画されたビデオレターが5月、ホストタウンの盛岡市に届いた。東京五輪が延期される中、交流を継続しようと4月に市職員らが送ったビデオレターへの返信だった。

 同市は2016年12月、カナダのホストタウンとなった。18年に水球の男女代表、昨年はラグビー7人制女子代表の合宿が行われ、市民を対象にした競技教室や学校訪問、岩手の夏の夜を彩る「盛岡さんさ踊り」への参加を通じ交流を深めてきた。これまでに約5000万円を投じて関係を築き、今年度も約4200万円の予算を計上。事前合宿の支援を予定していた。

 ただ岩手県では新型コロナウイルスの感染者がいまだに確認されていないとい…

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