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読書日記

今週の筆者は情報学者・西垣通さん 未知の病原体、SFと現代

東京都世田谷区で、藤井太郎撮影

 *6月23日~7月20日

 ■アンドロメダ病原体〔新装版〕(マイクル・クライトン著、浅倉久志訳・2012年)ハヤカワ文庫・1320円

 人工衛星が墜落した直後、小さな町の住人が全滅した。招集された科学者4人の5日間の苦闘を描く。

 コロナ禍で家に閉じこもっていたら、SFの名作「アンドロメダ病原体」を読みたくなった。人類が月に着陸した一九六九年に書かれた作品だが、早くも現代を予見していたように思えてならない。

 作者のクライトンは当時まだ米ハーバード大学医学部の学生だったが、この作品でたちまちベストセラー作家にのし上がった。コロナ禍を見ることなく、二〇〇八年に亡くなったのはまことに残念である。もし生きていたら、現状をどう語るだろうか。

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