メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

私の記念碑

歌舞伎俳優 中村梅玉/2 品位と風情で悩む

中村梅玉=西夏生撮影

 八代目中村福助襲名は1967年のこと。20歳だった。「絵本太功記十段目」の十次郎、「吉野川」の久我之助(こがのすけ)、「仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)九段目」の力弥(りきや)など立ち役の二枚目にくわえ、女形の「助六」の白玉もつとめた。

 「これが本格的な役者としてのスタートだと、父(中村歌右衛門)に言われました。若い時に立ち役と女形の両方を修業するのは歌舞伎役者の伝統みたいなもの。立ち役に進んだのは父の意向で、繊細な弟(中村魁春)の方が女形向きだと思ったんじゃないかな」

 十次郎と久我之助は、歌右衛門と並ぶ名女形で、二枚目も得意とした尾上梅幸の教えを受けた。どちらも少ない動きで品位と風情を出さなければならない難しい役だ。

この記事は有料記事です。

残り469文字(全文788文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. “お蔵入り”大阪市長の肝煎り学校のフェースシールド 医療界が止めた理由

  2. 奈良の感染者の26% コーヒーの香り、カレーの味分からず 発熱から数日後

  3. 療養ホテル、沖縄は1カ月半「ゼロ」 菅氏が批判、知事は「予想より早く感染者増えた」

  4. ベトナムで感染力強い型のコロナ流行か 首相「拡大防止へ重要な時期」

  5. ORICON NEWS 香取慎吾「こんなにテレビ出れないか」独立から3年のホンネ 草なぎの大河出演にガッツポーズ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです