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食の風景

台湾 亜熱帯地域でウイスキー生産 「難点」逆手に早期熟成 経験とIT融合、徹底管理で質高める

 稲が青々と茂る水田の向こうに「カバラン」の広大な敷地が広がっていた。不可能とされてきた亜熱帯地域でのウイスキー生産を台湾で初めて実現した蒸留所だ。

 「高温多湿対策が最大の難題」だった。じっとりと汗がまとわりつく蒸し暑さを遮断した薄暗い貯蔵庫では、職人たちが熟成中のたるから生じるわずかな異変も見逃さないよう、ライトをかざして一たる一たるを入念にチェックする。

 台湾では2002年の世界貿易機関(WTO)加盟を機に専売制が廃止され、民間の酒造りが可能になった。輸入スコッチウイスキーのブームの中で、飲料メーカー「金車」(台北市)の創業者で会長の李添財(りてんざい)(82)が06年に国産シングルモルトウイスキー造りに乗り出した。

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