メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

女の気持ち

機銃掃射 東京都葛飾区・鈴木敏子(美容師・86歳)

 キューン、ババババ……。アメリカの小型機の編隊が、山の端から低空飛行で姿を現しました。田んぼで働く農民を目がけての機銃掃射です。「早くそこのカゴをかぶりなさい」。半狂乱で叫ぶ母の声で、国民学校5年生の私は無我夢中で母の背負いカゴを頭からかぶり、田のあぜにしゃがみました。恐怖の数分間がどれほど長く感じたことか。

 1945(昭和20)年7月下旬。現在の千葉県八千代市にいた私は、軍馬の飼料にする干し草を3貫目、夏休み明けに供出するよう学校から要求されていました。集められなければ2学期は登校できないと真剣に悩み、両親とともに田んぼに行ったのです。

この記事は有料記事です。

残り291文字(全文564文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「ヘルパーからコロナ感染し死亡」 82歳女性の遺族が介護事業所を提訴 広島

  2. #最後の1年 コロナ禍の受験シーズン 最後を決めたサッカー部員と母の思案 横浜市立旭中

  3. 「前例ない決定、菅首相がなぜしたかが問題」学術会議任命外された加藤陽子氏コメント

  4. フランス料理のシェフ、関根拓さん死去 39歳

  5. ORICON NEWS 江頭2:50、大川興業を退社 公式サイトで報告「ありがとうございました」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです