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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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東日本大震災で全壊の「ホエールランド」開館へ 流失免れた巨大骨格9年ぶり展示 宮城・石巻

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内覧会でコククジラの骨格展示を見る地元の小学生ら=宮城県石巻市鮎川浜の「おしかホエールランド」で2020年7月20日午前10時7分、百武信幸撮影
内覧会でコククジラの骨格展示を見る地元の小学生ら=宮城県石巻市鮎川浜の「おしかホエールランド」で2020年7月20日午前10時7分、百武信幸撮影

 東日本大震災で全壊した、クジラの生態と捕鯨文化を伝える「おしかホエールランド」が宮城県石巻市鮎川浜に再建され、22日にオープンする。地元の小中学生らを招いた内覧会が20日にあり、流失を免れた巨大な骨格標本が約9年4カ月ぶりに子どもたちを出迎えた。【百武信幸】

 1990年開業のおしかホエールランドは震災で被災し、展示品の大半が流失。市は再建にあたって、牡鹿地域のにぎわい創出の拠点とすべく、昨年10月に開業した観光物産交流施設「Cottu」と一体で整備してきた。建物は3月に完成し、4月の開館を準備していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期していた。

 鉄骨造りの平屋建てで、延べ床面積1127平方メートル。入るとまず、天井からつり下げられた全長16・9メートルのマッコウクジラの骨格標本に圧倒される。元々、旧施設にあり、つり下げられていたため津波による損傷は小さくてすんだ。もう一つ、絶滅の危機にあるアジア系のコククジラの子どもの骨格(7・8メートル)もあり、ともに間近に見られるのは貴重だ。

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