UberEats配達員事故、2割が補償対象外 被害者にもメッセージのみ

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事故を振り返り「視力が戻るか不安」と話す女性(手前)=厚生労働省内で2020年7月21日午後1時21分
事故を振り返り「視力が戻るか不安」と話す女性(手前)=厚生労働省内で2020年7月21日午後1時21分

 料理配達サービス「ウーバーイーツ」の配達員でつくる労働組合は21日、東京都内で記者会見し、配達員の事故の実態調査を発表した。調査では事故に遭った配達員の2割が運営側が設けた傷害見舞金制度の補償対象外だったことや、制度の利用希望から申請手続きまで1カ月近くかかった事例も明らかになり、配達員への補償の問題点が浮き彫りになった。会見には、配達員と事故に遭った歩行者も同席し、「事故時のサポート体制がまったく機能していない」と、運営会社に改善を求めた。【山口朋辰/統合デジタル取材センター】

待機や帰宅の事故19%

 配達員約30人が加盟する労働組合「ウーバーイーツユニオン」がホームページ(https://www.ubereatsunion.org/)で1月7日からアンケートを募り、3月31日まで寄せられた28人の事故31件について、NPO法人「東京労働安全衛生センター」が協力して、聞き取りを行うなどして分析した。

 回答者は20代が46%と最多で、40代が29%、30代が18%。自転車の回答者が半数を占めた。事故の形態は、他の車両との衝突が26%、転倒が23%で…

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