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オリパラ for キッズ

/64 レジェンド編 陸上 人見絹枝さん 世界を走った先駆者

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 人見絹枝ひとみきぬえさんは、県立けんりつ岡山おかやま高等女学校こうとうじょがっこう現在げんざい岡山操山おかやまそうざん高校こうこう時代じだいにテニスの選手せんしゅでした。4ねんせいときにかりされた岡山県おかやまけん陸上りくじょう大会たいかいで、はし幅跳はばとびの当時とうじ日本記録にほんきろくをこえる4メートル67をマーク。活躍かつやく舞台ぶたい陸上競技りくじょうきょうぎうつします。

 くこともきだった人見ひとみさんは1926ねん大阪毎日新聞社おおさかまいにちしんぶんしゃいま毎日新聞社まいにちしんぶんしゃ)に入社にゅうしゃ文才ぶんさいかして仕事しごとをこなし、競技きょうぎつづけるいそがしい日々ひびはじまります。

    ◇  ◇  ◇

 28ねん、オランダでのアムステルダム・オリンピック(五輪ごりん)で、はじめて女子じょし陸上競技りくじょうきょうぎおこなわれました。人見ひとみさんは、日本にっぽん女子じょし選手せんしゅとしてはじめて五輪ごりん出場しゅつじょうします。得意とくいはし幅跳はばとびは種目しゅもくになく、直前ちょくぜんこう記録きろくした100メートルできんメダルにいどんだものの、準決勝じゅんけっしょう敗退はいたいしました。

 「このまま日本にっぽんかえれない」。人見ひとみさんは、練習れんしゅうしたことがない800メートルへの出場しゅつじょう決断けつだんします。8がつふつか。800メートルの決勝けっしょうレースは、最後さいご直線ちょくせん人見ひとみさんが2選手せんしゅをかわし、ぎんメダルを獲得かくとく。このはしりはのちに「激走げきそう」とばれました。

    ◇  ◇  ◇

 人見ひとみさんは帰国きこくも、海外遠征かいがいえんせい講演こうえんなど、精力的せいりょくてき活動かつどうします。スポーツをする女性じょせいすくなく、「あしすのははしたない」と偏見へんけんもあった時代じだい練習れんしゅう方法ほうほう自分じぶんたちでかんがえるなど、「先駆者せんくしゃ」としての苦労くろう大変たいへんなものでした。31ねんがつふつか肺炎はいえんのため24さいわかさでくなります。あのぎんメダルから、ちょうど3ねんのことでした。【まとめ・武本たけもと亮子りょうこ


 ◆忍法帳にんぽうちょう

いまのこるアイデア

 大阪おおさか毎日新聞まいにちしんぶん記者きしゃでもあった人見ひとみさんのアイデアが、毎日新聞まいにちしんぶん主催しゅさいする選抜高校野球大会せんばつこうこうやきゅうたいかいいまのこっています。1929ねんだいかい大会たいかい開会式かいかいしきから、こうめいいたプラカードを先頭せんとう出場校しゅつじょうこう入場にゅうじょう行進こうしん試合終了後しあいしゅうりょうご勝利しょうりこう校歌こうかながし、校旗こうき掲揚けいようするようになりました。これらは人見ひとみさんの発案はつあんはじまりました。


プロフィル

 1907ねんまれ、岡山県おかやまけん出身しゅっしん。25ねん二階堂にかいどう体操たいそうじゅくいま日本女子体育大学にほんじょしたいいくだいがく)にはいって陸上競技りくじょうきょうぎなどで活躍かつやく。スポーツ記者きしゃとしては、自分じぶん出場しゅつじょうした大会たいかい記事きじにし、競技きょうぎ解説書かいせつしょ自伝じでんのこしました。短歌たんかみました。

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