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論点

新型コロナ 「介護」どう支える

 新型コロナウイルス感染症の拡大で、全国各地の高齢者向け入所施設でクラスター(感染者集団)が発生したほか、デイサービスが休業するなどケアの現場は大きく揺れた。今年は介護保険が導入されてちょうど20年。事業者や利用者が直面している課題や、今後の高齢者向けの介護サービスのあり方について考えた。

 私の父が入所していた介護施設では、1月から面会時間は10分間に限られ、2月には面会ができなくなった。そのまま会えずに父は4月16日に亡くなった。それまでは、月2回程度面会に通っていたが、亡くなる前の2カ月間は電話をかけて施設職員から状態を聞くことしかできなかった。

 介護における新型コロナ対策を振り返ると、「人手や資金不足など介護現場が抱える問題がさらに顕在化した」という印象だ。全国のデイサービスでは感染が怖くて通えなくなった利用者が相次いだ。多くの高齢者が外出を極端に減らし、会話がなくなり筋肉や関節を動かさなくなった。(体を動かさないうちに機能が落ち、動かせなくなる)廃用症候群やフレイル(虚弱)に陥る高齢者が増えそうで、フォローが必要だ。

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