メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

記者の目

コロナ禍で露呈した人種差別 「制度化」された社会病理=服部正法(欧州総局)

新型ウイルスに感染して亡くなった英国の医師、アムジェド・エルハウラニさん=弟アマル・エルハウラニさん提供

 新型コロナウイルスの感染拡大に続き、米国を中心に広がった抗議運動「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大事だ)」が世界を揺るがす。一見関係がなさそうなこの二つの事象は、ともに同じ現代社会の病理を露呈させたと私は考えている。人種差別の問題だ。

 新型ウイルス感染による死者数が欧州最多の英国が3月23日にロックダウン(都市封鎖)を始めてから約2週間後、ある事実が人々に衝撃を与えた。4月上旬までに、治療の最前線に立つ国営の「国民医療サービス(NHS)」の医師10人が新型ウイルスに感染して死亡し、全員が「BAME」(黒人、アジア人、その他の民族的少数派)と呼ばれる非白人だったのだ。

この記事は有料記事です。

残り1549文字(全文1844文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 鼻出しマスクで失格の40代受験生、トイレにこもり警察出動 注意されせき込む仕草も

  2. 鼻出しマスクの受験生を逮捕 不退去の疑い 警視庁深川署

  3. テレ東・大江麻理子キャスターらマスク着用 「緊急事態宣言受け決断」

  4. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

  5. 声なき声を捕捉せよ コロナと連動する菅内閣支持率

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです