ロボット接客、じわり 遠隔操作で人手不足解消へ

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モスバーガーのレジで客の注文を聞く分身ロボット=東京都品川区で2020年7月21日、町野幸撮影
モスバーガーのレジで客の注文を聞く分身ロボット=東京都品川区で2020年7月21日、町野幸撮影

 飲食店やコンビニエンスストアでロボットを導入する動きが出てきている。接客や商品の陳列作業をロボットに任せることで、外出が難しい人の就労や、サービス業で深刻化する人手不足の解消につなげる狙いがある。新型コロナウイルスの感染予防策としても期待されている。外食や小売りの現場に本格進出できるか注目される。

 モスフードサービスは21日、東京都品川区のモスバーガー大崎店のレジで、ロボットが接客する様子を報道陣に公開した。ロボットはベンチャー企業が開発した全長約23センチの「OriHime(オリヒメ)」。従業員がパソコンなどを使って遠隔操作する。オリヒメのカメラを通して客の様子が分かり、マイクとスピーカーで会話もできる。客から受けた注文をパソコンで入力すると、調理場に伝わり、レジでの精算もできるしくみ。

 大崎店で27日から約1カ月、実証実験する。21日は難病で外出が困難な大阪府在住の男性(19)が自宅からオリヒメを操作して接客を実演した。同社は2019年から無人レジを一部店舗で導入しており、金田泰明執行役員は「機器を使うだけでなく温かみのある接客をしたいと考えた。コロナ禍を受け、非接触型のサービスも実現したい」と話す。複数店舗への導入や配膳、ドライブスルーでの接客も検討している。

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