EV、国内市場に続々 道半ばの「充電インフラ」 本格的市場拡大は不透明

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自動車メーカーはEV戦略を進めている
自動車メーカーはEV戦略を進めている

 今年から来年にかけて、自動車メーカー各社が電気自動車(EV)を国内で相次いで投入する。各国の環境規制強化の影響で海外では普及が徐々に進んでいる。ただ、ガソリン車に比べて割高な上、長年の懸案となっている充電設備などのインフラ整備は道半ばで、本格的な市場拡大が実現するかどうかは不透明だ。

 「この車には日産らしさが詰まっている。この日を迎えられてうれしい」。15日に行われた日産自動車のEV「アリア」の発表会で、同社の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)は、繰り返し語った。

 アリアは、日産が約10年ぶりに国内に投入する量産乗用車の新型EV。1回の充電で最大610キロ走行でき、急速充電器を使えば30分で375キロ分の充電が可能だ。前会長のカルロス・ゴーン被告の逮捕や巨額の赤字など厳しい経営環境が続く中、日産にとっては久しぶりに明るい話題となった。ブランドイメージの回復を図るため、ロゴも19年ぶりに刷新した。

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