「透析中止訴訟」福生病院側は請求棄却求める 東京地裁で第1回弁論
毎日新聞
2020/7/22 21:05(最終更新 7/22 21:06)
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腎臓病の治療中に女性(当時44歳)が亡くなったのは公立福生病院(東京都福生市)で人工透析を受けられなかったためだとして、遺族が、病院を運営する福生病院組合(管理者・加藤育男福生市長)に2200万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、東京地裁(桃崎剛裁判長)であり、病院組合は請求棄却を求めた。
訴状によると、女性は2018年8月9日、福生病院で受診し、首から管(カテーテル)を入れて透析を続けるか、透析をやめるかの二つの選択肢を外科医から示された。女性は一度は透析中止の同意書に署名したものの、容体が悪化し、撤回の意思を病院側に伝えた。だが、透析は再開されなかったとしている。女性は同月に死亡した。
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