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「父の葬式行けず」「夫婦離ればなれ」「就職どうなる」外国人の悲鳴 日本のコロナ上陸拒否

2019年1月、メキシコでともに過ごす日本人男性と中国人の妻=男性提供

 「父親の葬式に出られなかった」「夫婦離れ離れ」「仕事に戻れない」。日本に生活や仕事の拠点、パートナーを持つ外国籍の人や関係者から、悲痛な声が上がっている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け日本政府が導入した感染国・地域に滞在歴がある外国人に対する上陸拒否措置の影響だ。政府は「人道的配慮はしている」というが、主要国では外国人でも永住・定住者など長期滞在者は自国民同様の検疫措置などを経て入国を認める場合が少なくない。「二重基準」に苦しむ彼らの声に耳を傾けた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 「困っています」「助けてほしい」。そんなメッセージが電子メールなどで次々に送られてきた。日本の上陸拒否政策について記者が取材しているとの情報をツイッターで見た人たちが、自分から連絡してきたのだ。

 「中国にいる中国籍の妻と昨年11月から会えていません。本当は今年4月から日本で一緒…

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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