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エッセンシャルワーカーに公費でPCR検査を 第2波への備え・上昌広医師に聞く

インタビューに答えるNPO法人「医療ガバナンス研究所」理事長の上昌広医師=東京都港区で、滝川大貴撮影

 「日本の奇跡」と誇った状況は一変したかのようだ。新型コロナウイルスの感染者や死者の数が欧米に比べて圧倒的に少ないという楽観ムードは、再び感染が急増したことでかき消されてしまった。第2波に備えて、今、本当に必要な対策は何か。医療問題についてさまざまな提言を行っているNPO法人「医療ガバナンス研究所」理事長で医師の上昌広さん(51)に聞いた。

 この1カ月余りでやや緩んだ東京の空気は、再びピリピリと張り詰めてきた。都内の感染者数は1日200人を超えるのが当たり前のようになり、全国にもじわじわ広がっている。「感染症対策の基本は早期診断、治療、そして自宅も含めての隔離です。検査しなければ何も始まらない」。PCR検査(遺伝子検査)の拡大が何より必要だと上さんは力を込める。

 現在の東京のように、北京では6月に感染者が増加した。北京の人口は約2000万人。うち既に1000万人超にPCR検査が行われ、その徹底した対応で抑え込みに成功したとされる。一方、人口約1400万人の東京で今、行われているPCR検査数は「以前より増えた」とはいえ1日約4000件。国内全体の検査能力はいまだ約…

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