平和の調べ「被爆ピアノ」 ノーベル賞コンサートに使用 来月、記念式典で演奏 広島 /広島

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8月6日の広島平和記念式典で音色を奏でる被爆ピアノ。2017年のノーベル平和賞コンサートでも使用された=広島市安佐南区で2020年7月18日午後0時58分、山本尚美撮影
8月6日の広島平和記念式典で音色を奏でる被爆ピアノ。2017年のノーベル平和賞コンサートでも使用された=広島市安佐南区で2020年7月18日午後0時58分、山本尚美撮影

 ノーベル平和賞授賞式の翌日に開かれる恒例のコンサートで、2017年に受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)をたたえた「被爆ピアノ」が、原爆投下から75年を迎える8月6日の平和記念式典で音色を奏でることになった。新型コロナウイルスの影響で、例年ならば吹奏楽の演奏で合唱団が披露する式典ゆかりの歌を原爆に遭ったピアノの調べに乗せて3人が歌唱し、核廃絶の願いを世界に発信する。【山本尚美】

 1938年の日本楽器製造(現ヤマハ)製で、45年8月6日に爆心地から約3キロ離れた市内の民家で原爆に遭い、側面に飛散したガラス片の傷が残る。被爆2世の調律師、矢川光則さん(68)=安佐南区=が98年に個人から譲り受けたピアノで、2017年12月にノルウェー・オスロ郊外であったノーベル平和賞コンサートでは、米歌手による弾き語りを前日の授賞式で演説したカナダ在住の被爆者、サーロー節子さんら約2万人が…

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