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コロナ病床、苦渋の拡充 感染対策に比重→他の患者の入院・手術制限→経営圧迫

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新型コロナウイルス感染者のための病床確保の準備を進める昭和大学病院=東京都品川区で10日
新型コロナウイルス感染者のための病床確保の準備を進める昭和大学病院=東京都品川区で10日

 新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」に向け、病院のベッド確保が再び懸案として浮上している。東京都内では連日増加する患者でベッドが埋まりつつあり、無症状者や軽症者を受け入れるホテルも一時足りなくなった。都は各病院に新型コロナの患者用のベッドを用意するよう求めているが、他の病気の患者の治療ができなくなるなど影響も大きく、病院側は頭を抱えている。

 「病床の確保の準備に入ってください」。7月3日、東京都が高度な医療を提供する都内の特定機能病院を対象に開いたテレビ会議。都幹部はその場で「重症者用10床、中等症者用30床」を段階的に準備するよう病院側に要請した。会議に出ていた昭和大学病院(東京都品川区)の相良博典院長は頭を抱えた。「コロナ感染者用の病床を整備すれば、他の患者の入院や手術の制限が必要。右から左に準備できるわけではない」

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