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原発のたたみ方

/10 住民合意へ取り組み不十分 日本、処分場も決まらず

世界の原発の廃炉状況

 <科学の森>

 国内外の原発は、電気を売るための商用炉だけでなく研究用の原子炉を含めると、約440基が稼働している。一方で、安全かつ効率的な廃炉の仕組みが整えられつつある。海外の廃炉事情を見ると、日本の課題が浮かんでくる。

 国際原子力機関(IAEA)などによると、廃炉が終了または作業中の原子炉は、全世界で180基余りに上る(2020年1月時点)。このうち、既に廃炉が完了したのは17基。米国の13基とドイツ3基、それに日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)の試験炉「JPDR」(茨城県)だ。

 廃炉の方法は、主に2通りある。10~100年間、安全な状態を保ちながら放射性物質による汚染レベルが下がるまで放置するなどした後、解体を始める「遅延解体」と、運転が終了して間を置かずに解体する「即時解体」だ。日本では遅延解体が選ばれている。米国やフランス、イタリアなどの国では近年、遅延解体より即時解体を優先させる傾向にある。

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