発掘されたトラブル 1500年前の鉄剣 出土品消え、国の文化財指定されず30年 千葉・市原

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稲荷台古墳から出土した王賜銘鉄剣。表裏に文字が刻まれていることが確認されている=市原市教育委員会提供
稲荷台古墳から出土した王賜銘鉄剣。表裏に文字が刻まれていることが確認されている=市原市教育委員会提供

 1970年代に千葉県市原市の古墳から出土し、80年代にX線鑑定で銘文が確認された鉄剣がある。王が臣下に「下賜」したことをうかがわせる銘文から「王賜銘鉄剣」と呼ばれ、「重要文化財級の価値がある」として新聞の1面も飾った貴重な出土品。ところが銘文確認から30年以上過ぎた今も、国の文化財指定の手続きを受けた形跡がない。背景を調べてみると、出土品を巡るさまざまなトラブルが浮かび上がってきた。

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