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ロケ地物語

東北から生まれた映画たち 息子 岩手・軽米 家族包むかやぶきの家

スタッフにロケ地を案内した平内和男さん。戸草内という地名は、次男役の永瀬正敏さんが降りたバス停の名前にそのまま使われた=岩手県軽米町で

 セミの鳴き声が響くのどかな山道。畑には青々とした葉タバコの収穫作業に追われる人々。映画の公開から30年近くたつが、舞台となった岩手県軽米(かるまい)町には、当時と変わらない田舎の夏の風景が広がる。

 「かやぶきの大きな家はないか」。1990年の初夏。県からそんな問い合わせを受けたのは、当時、同町役場の商工観光課に勤務していた平内(へいない)和男さんだった。訪れたスタッフに町内を案内した。「戸草内(とくさない)」という小さな集落の一軒が、三国連太郎さん演じる主人公の葉タバコ農家の家に選ばれた。

 この家に住んでいた60代の女性に会えた。撮影があったのは90年の夏と、年をまたいだ冬。「夏にはトウモロコシを、冬には餅を焼き、俳優やスタッフに振る舞った。撮影を見に来る人も多く、道が通れないほどだった」と懐かしむ。家はその後建て替えられたが、敷地入り口の蔵や花壇は今もあり、当時の面影を残す。今でもこの地を訪れるファンがいるという。

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