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若者の苦難、後世に 証言を総括、記録集発行 「満蒙開拓青少年義勇軍」シンポ実行委 /長野

満蒙開拓青少年義勇軍シンポジウムの記録集を手にする実行委員会の佐藤喜久雄さん=長野県松本市で

 戦時中、旧満州(現中国東北部)に送り出された「満蒙開拓青少年義勇軍」について考えるシンポジウムを県内で毎年開催してきた実行委員会が、2019年10月に松本市で開いた第10回シンポの記録集を発行した。関係者の証言を聞いてきた過去9回を総括する内容で、事実を後世に伝えるため、節目の記録集を通じて「義勇軍とは何であったのか、多くの人に知ってほしい」と呼び掛けている。【武田博仁】

 青少年義勇軍は1938~45年、国が小学校高等科の卒業生ら15~18歳の若者を開拓民として旧満州に送った制度。実行委によると、全国約8万6000人のうち、県内から最多の約6900人が送られ、旧ソ連の侵攻などで約1500人が犠牲になったとされる。旧満州に駐留した関東軍(日本陸軍)の補完的役割もあり、銃を手に陣地を守ったという。

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