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児童虐待、迅速に対応 全児相で新システム AIで深刻度判定 通告から処理、最大60%時間カット /三重

実際にタブレット端末に表示される事案の一例。一時保護すべき確率や過去の類似ケースなどが分かる=三重県提供

 県内2カ所の児童相談所と県児童相談センター(津市一身田大古曽)で、児童虐待の深刻度などを人工知能(AI)を使って分析するシステムの実証実験が始まって1年が経過した。システムの利用で迅速な情報共有と対応が可能になり、虐待の通告から処理までの時間を最大60%カットできたという。結果を踏まえ県は、県内全ての児相にシステムを導入し20日から運用を始めた。【森田采花】

 システムは産業技術総合研究所(東京都千代田区)などが開発。ベースは県内の児相が2014年から19年までに対応した約6000件の記録をデータ化したもの。児童の年齢などの基本情報や児童の様子、けがの有無などを入力することで、過去のデータを参考に分析。一時保護の必要性はパーセンテージで表示され、80%を超えると早期対応が必要という。再発の確率や解決までの日数も予測できる。

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