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新型コロナの現場@山陰

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アート制作「生きがい」 居場所確保へ再開 出雲「わんぱく大使館」 /島根

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飛沫拡散を防ぐビニールなどが設置されたわんぱく大使館=出雲市東福町で2020年7月6日午前11時11分、前田葵撮影
飛沫拡散を防ぐビニールなどが設置されたわんぱく大使館=出雲市東福町で2020年7月6日午前11時11分、前田葵撮影

通所施設はみんなの仕事場 ポスター型カレンダー受注

 「本当は閉所した方がいい。でも彼らの居場所がなくなる」。新型コロナウイルス感染が県内でも確認された4月、芸術活動を通して障害者の自立を支援するNPO法人「サポートセンターどりーむ」(出雲市東福町)は悩んでいた。どりーむが運営する通所施設「わんぱく大使館」(同)では、多様な障害を持ちながら絵画制作などに取り組む25人が約130平方メートルの部屋に集まる。密は避けがたく、マスクも当時品薄が続いていた。

 わんぱく大使館は、障害や病気で雇用契約を結んで働くのが難しい人に仕事や訓練の場を提供する「就労継続支援B型事業所」。通所者は、親の支援や障害者年金に加えて収入を得る。段ボール組み立てや絵画の販売で施設が得る月30万~40万円程度の収入を通所者25人で分け、1人当たり1万~2万円ほど。感染拡大による社会全体の生産活動停滞により、下請けのさらに下請けとして軽作業を担う施設に回ってくる仕事は減りつつあ…

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