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再開の土俵

五月場所の休場を経て再開された大相撲の七月場所。日本相撲協会が新型コロナウイルス感染対策の徹底を図る中、困難な状況で土俵に立ち向かう力士たちの姿を追います。

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再開の土俵

若手好調の佐渡ケ嶽部屋勢 秘けつは角界最多の大所帯にあり?

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4日目、琴勝峰(奥)がはたき込みで高安を破る=東京・両国国技館で2020年7月22日、吉田航太撮影
4日目、琴勝峰(奥)がはたき込みで高安を破る=東京・両国国技館で2020年7月22日、吉田航太撮影

 大相撲7月場所で、佐渡ケ嶽部屋勢が好調だ。新型コロナウイルスの影響で出稽古(でげいこ)が禁止されたまま初日を迎え、各部屋は稽古不足に頭を悩ませているが、佐渡ケ嶽部屋の力士は37人で、全45部屋の中で最も多い。大人数の利点を生かし、場所前も関取同士で稽古を重ねてきた成果が見られる。

 幕内には5人の力士がおり、注目は20歳の琴勝峰、22歳の琴ノ若の若手コンビだ。特に新入幕の琴勝峰は初日から白星を重ね、6日目を終えて5勝1敗と活躍が目立つ。

 その琴勝峰が「刺激をいただいている」と言うのが、埼玉栄高でも2年先輩だった琴ノ若。母方の祖父が元横綱・琴桜、父が師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)の「3代目」で、新入幕で勝ち越した3月の春場所に続き、7月場所は初日に大関経験者の高安を破るなど、ここまで4勝2敗と地力を付けていることをうかがわせる。佐渡ケ嶽親方は「琴勝峰は琴ノ若に早く追い付きたい、追い越したいという気持ちで成長していったのではな…

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