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「3密」剣道が模索する“新しい稽古様式”とは 現場から見えたもの

マスクを着けて素振りをする参加者。普段よりも息が上がりやすくなる=東京都江東区で2020年7月1日、中村有花撮影

 新型コロナウイルス感染のリスクが高い「3密」になるため稽古(けいこ)を自粛してきた剣道界が、「新しい稽古様式」を取り入れて活動を再開した。防具をつけた状態の稽古で、どう感染防止を図るのか。模索する現場を訪ねた。【中村有花】

 あいにくの雨にもかかわらず、東京都江東区のスポーツ施設には、マスクを着けた人たちが次々に集まってきた。7月1日、東京都内で活動する江東区剣道連盟の稽古会。全日本剣道連盟のガイドラインに沿って、6月中旬から高校生以上を対象とした定例の稽古会を再開したという。

 参加した約30人のうち、マスクは布のタイプが7割、不織布とウレタン、手ぬぐいで手作りしたものが3割。対人稽古にはフェースシールドが必須で、目元と口元を覆う部分が分かれているタイプを、面の内側にはめ込んで使っていた。

 この日が約4カ月ぶりの稽古だったという法政大1年の阿比留宏貴さん(19)は、子どもの頃から指導を受けているという江東区連盟の足立至弘理事長のアドバイスを受けながらシールドを着けた。稽古を始めるとシールドは呼吸で曇ってしまう。そこで競泳のゴーグル用の曇り止めを塗る「秘策」で臨んで…

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