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再開の土俵

五月場所の休場を経て再開された大相撲の七月場所。日本相撲協会が新型コロナウイルス感染対策の徹底を図る中、困難な状況で土俵に立ち向かう力士たちの姿を追います。

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コロナ禍「自粛ダイエット」 20キロ減 体質改善した力士、取り口にも変化?

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上手投げで照強(下)を破った千代大龍=東京・両国国技館で2020年7月23日、玉城達郎撮影
上手投げで照強(下)を破った千代大龍=東京・両国国技館で2020年7月23日、玉城達郎撮影

 3月以来4カ月ぶりの本場所となる大相撲7月場所。相撲のない異例の期間を過ごした力士たちの中には、体質改善を目指して「ダイエット」を試みた者もいたようだ。

 「体重が増えすぎたので、ダメなところを見直して20キロぐらい体重を落とした」。そう明かすのは前頭・千代大龍(31)=九重部屋=だ。昨年夏場所は198キロと、日本出身力士でトップクラスの体重だった千代大龍。今年2月には188キロだったが、さらに減らして現在は175キロ前後という。「体重を減らしたことへの不安はない。僕なりに考えた結果です。190キロ台の時のような激しい当たりはできないけど、体はよく動いている。今場所は動いて動いて、いい相撲を見せますよ」

 実は、千代大龍には糖尿病の持病がある。同じ持病があった三段目・勝武士(本名・末武清孝さん)が新型コロナウイルスに感染し、5月に亡くなっただけに、体重の増減を含めて体調管理への意識に人一倍敏感になった。長女が小学生ということもあり、「自分が感染したら大変なことになる」とマスクの着用や手洗い、うがいを徹底。自宅に帰ると長女が真っ先に出迎え、すぐに消毒用のアルコールティッシュで手を拭いてくれる。そんな…

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