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気候条件から国内では難しいコーヒー豆の生産に、東区に本店がある1933年創業の老舗豆店「ニシナ屋珈琲」が広島で挑戦する。沖縄や鹿児島で栽培されているが、豆の耐寒性を高める技術で瀬戸内でも可能に。新谷隆一社長(68)は「コーヒーは産地で味が変わる。地域の新たな産品に育てたい」と意気込む。
農園の候補地は、東広島市の沿岸に浮かぶ大芝島と三原市深町の2カ所で計約5000平方メートル。世界的に生産量が多いアラビカ種の原種に近いとされる「ティピカ種」を選定した。約1000本をハウス栽培し、2022年秋ごろの初収穫を見込む…
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