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植草歩(空手)|東京オリンピック

SNSで積極的に発信する「空手界のアイドル」。瞬時にかがんで放つ得意技「消える中段突き」で金メダルを狙う

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親子インタビュー 植草政國×植草歩 コロナの試練越え「変わった自分で優勝を」

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撮影 ブルース・オズボーン
撮影 ブルース・オズボーン

植草政國(親)会社員×植草歩(子)東京オリンピック空手女子組手代表

 来夏に延期された東京オリンピックで初めて採用される空手の女子組手61キロ超級代表の植草歩さん。世界選手権は2大会連続で決勝に進み、東京五輪でも金メダルが期待される。「学生時代に自分が好きなことができなかった分、とことんやらせてあげたい」と、父政國さんが競技人生を支えてきた。歩さんは「今の自分になれたのはお父さんのお陰」と感謝する。

 次女として生まれた歩さんは「男勝りで、男の子と遊んでいる方が多かった」。スポーツ万能で何事も器用にこなす半面、上達すると遊んでしまう飽きっぽい性格。仲の良い近所の幼なじみと一緒に通うために初めて自分で習いたいとねだったのが空手だった。政國さんは「やりたいって言うんだったら、やめさせないよ」と覚悟を求めた。

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