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棋譜の余白

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棋譜の余白

対局も取材も様変わり=山村英樹

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棋聖戦五番勝負では主催社や代表のテレビ局だけが入室した=代表撮影
棋聖戦五番勝負では主催社や代表のテレビ局だけが入室した=代表撮影

 同時期に四つのタイトル戦が進行するのは、さすがに将棋界始まって以来だろう。開幕順に並べれば、棋聖戦、名人戦、叡王戦、王位戦。すでに棋聖戦五番勝負は終了し、藤井聡太棋聖(18)が最年少タイトル獲得記録を樹立したが、他の3タイトル戦は継続中だ。

 原因は新型コロナウイルスの感染拡大。緊急事態宣言の発令などにより4月に開幕する予定だった名人戦と叡王戦がまず影響を受けた。4月10日を最後に東西交流の対局ができなくなり、愛知県在住の藤井ら遠方の棋士は長距離移動を避けるため対局できなくなった。

 元々今年は東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されていたため、7月末から8月まではほとんど対局できない状況が予想された。そのため対局の進行を早めていて、タイトル戦以外は致命的に遅れた棋戦はなかった。

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