- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

客の手の中でコインが増える。袋に入れたはずのボールが消える。鮮やかなマジックに客席は驚きと興奮に包まれた。華麗な技を繰り出すのは名古屋市のマジシャン、矢神潤さん(49)。白血病などの大病を乗り越えステージに戻った。今も難病を患い、長時間の歩行もままならないが「大好きな手品で元気を届けたい」と奮闘している。【野村阿悠子】
手品との出合いは9歳のころ。父のカードを使った手品を見て「魔法使いみたいだ」と感動し、すぐに手品の本を買ってもらった。あがり症で、人前で披露することはあまりなかったが、技を増やしていくのが楽しく、社会人になっても練習を続けた。ただ、プロを志したのは、度重なる病魔との闘いがきっかけだった。
この記事は有料記事です。
残り681文字(全文987文字)
あわせて読みたい
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月