手品で笑顔「僕の薬」 大病乗り越えステージに 名古屋の矢神さん「元気届けたい」 /愛知

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華麗な技と軽妙なトークで客を楽しませるマジシャンの矢神潤さん(中央)=名古屋市東区で
華麗な技と軽妙なトークで客を楽しませるマジシャンの矢神潤さん(中央)=名古屋市東区で

 客の手の中でコインが増える。袋に入れたはずのボールが消える。鮮やかなマジックに客席は驚きと興奮に包まれた。華麗な技を繰り出すのは名古屋市のマジシャン、矢神潤さん(49)。白血病などの大病を乗り越えステージに戻った。今も難病を患い、長時間の歩行もままならないが「大好きな手品で元気を届けたい」と奮闘している。【野村阿悠子】

 手品との出合いは9歳のころ。父のカードを使った手品を見て「魔法使いみたいだ」と感動し、すぐに手品の本を買ってもらった。あがり症で、人前で披露することはあまりなかったが、技を増やしていくのが楽しく、社会人になっても練習を続けた。ただ、プロを志したのは、度重なる病魔との闘いがきっかけだった。

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