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「障害者と共に学ぶ」実現遠く 相模原殺傷4年 難病児、公立小入学断られ

転校先の小学校に通う光菅和希さん(右)と悦子さん=東京都世田谷区で2020年7月22日午前10時28分、高田奈実撮影

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者ら19人が殺害され、26人が負傷した事件から26日で4年となった。殺人罪などで死刑が確定した植松聖(さとし)死刑囚(30)が事件を起こした背景には障害者への差別意識があった。神奈川県は事件を教訓に障害者との共生社会の実現を目標にうたうものの、障害の有無にかかわらず一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」の実現は遠く、保護者は県などの姿勢に疑問を投げかけている。

 川崎市に住んでいた光菅(こうすげ)和希さん(8)は筋力が低下し、呼吸や歩行などが困難になる指定難病「先天性ミオパチー」で人工呼吸器を装着している。2018年4月の就学にあたり、父伸治さん(51)と母悦子さん(50)が公立小への進学を希望したのは同学年の子どもたちと過ごした幼稚園で成長を実感したからだ。

 一人っ子の和希さんは大人に囲まれる環境で過ごした。伸治さんは入園後「友達が来ると、にこーっと見たことのない笑顔を見せるようになった。自己主張をするようにもなった」と成長に気づいたという。卒園後も子ども同士の関わり合いが必要と感じた。

 しかし、…

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