視覚障害者のホーム転落死、また 「ドアがあれば」妻悔やむ 東京・阿佐ケ谷駅

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
視覚障害者の男性が電車と接触、死亡する事故があった総武線ホームで対応にあたる警察官ら(3番線から1、2番線をのぞむ。右手が下り方向)=JR阿佐ケ谷駅で2020年7月26日午後3時13分、山下浩一撮影
視覚障害者の男性が電車と接触、死亡する事故があった総武線ホームで対応にあたる警察官ら(3番線から1、2番線をのぞむ。右手が下り方向)=JR阿佐ケ谷駅で2020年7月26日午後3時13分、山下浩一撮影

 東京都杉並区のJR阿佐ケ谷駅で26日午後2時45分ごろ、視覚障害を持つ吉本充伸さん(51)=小平市小川西町=がホームから転落し、総武線電車と接触して死亡する事故があった。吉本さんはプロアスリートを施術するマッサージ師として活躍する一方、施術のボランティアにも熱心で、この日もお年寄りへのマッサージのために駅を利用していた。妻は「ホームドアがあれば」と悔やんだ。

シングルマザーに無料マッサージ

 警視庁杉並署によると、駅の防犯カメラに、ホームの線路沿いを1人で歩いている際に足を踏み外し、線路に転落する様子が映っていた。吉本さんは自力でホームに上がろうとしたが、進入してきた電車と接触したという。使っていた白杖(はくじょう)が現場に残されていた。

 本人…

この記事は有料記事です。

残り865文字(全文1190文字)

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集