ひきこもり「後ろからそっと支えて」 経験者語る支援の心構え オンライン講演会

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オンライン上で講演する林恭子さん(奥の画面)。手前右はヒトトコ代表の宮武将大さん=高松市瓦町で2020年7月26日午後1時44分、金志尚撮影
オンライン上で講演する林恭子さん(奥の画面)。手前右はヒトトコ代表の宮武将大さん=高松市瓦町で2020年7月26日午後1時44分、金志尚撮影

 ひきこもり状態にある人やその家族への支援を手がける香川県の「ひきこもりサポーター」のフォローアップ研修会が26日、オンライン上であり、東京の一般社団法人「ひきこもりUX会議」の林恭子代表理事(53)が講演した。自身も20年間のひきこもり経験がある林さんは「当事者はずっと続く一本道をひたすらに歩いている。そこを後ろからそっと支えてほしい」と支援の心構えを語った。

 ひきこもりサポーターは現在、県が開く養成講座を受けた64人が登録されている。この日の研修会は高松市のひきこもり支援団体「hito.toco」(ヒトトコ)が県の委託を受け、ウェブ会議システム「Zoom」(ズーム)を使って開催。26人が参加した。

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