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私の記念碑

歌舞伎俳優 中村梅玉/3 驚きの梅玉襲名話

 四代目梅玉襲名は1992年4月。梅玉は三代中村歌右衛門の俳名に始まる名で、二、三代は関西の名女形。東京の立ち役俳優の襲名は少なからぬ驚きをもって迎えられた。襲名話は当時の永山武臣松竹会長から父の歌右衛門に持ちかけられた。

 「ありがたいお話でしたが、上方の名優の名を継いでいいのかという不安もありました。ですが、父は四代目として継承し、名が大きくなればいい、と応援してくれました」

 東京・歌舞伎座での襲名披露で初演した役に「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」の福岡貢(みつぎ)がある。旧主のために紛失した名刀を捜す貢は、恋人のお紺が自分を裏切ったと思い込み、刀を奪われたと勘違いしたこともあって遊郭で多くの人を手にかける。柔らかさと強さが必要な役だ。貢を挑発して怒りを増幅させる仲居の万野は歌右衛門、お紺は尾上梅幸がつとめた。

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